一年経ったと言うことでイキサツの話を書こうと思います。
一周年大会前に書くか直後に書くかで迷っていましたが諸々の都合で今回に。


まず個人的な話から入りますと、自分はいわゆる復帰勢と言うやつでして、ヴィンテージに関しては昔からずっと続けていた者ではなく、やや最近からの新規参入者になります。
一昨年の年末、とても仕事が忙しかった折に、P9を集め始めました。
様々な事情から、復帰してからその当時までMTGに対する自分のスタンスに悩んでいたのですが、このゲームが本当に好きなことだけは確かだと思い至って、出来るだけあらゆるフォーマットを遊べるようになろうと決めた事もあっての参入でした。

そして参入を決めたからにはデッキを作って大会に参加することを目指すまでは自然なことです。
元々人口の少ないフォーマットですから自然と参加できる大会は限られます。遠征するしかありません。
当時から年一くらいはGPに参加しようと少なからず遠征していましたので、GPのサイドイベントでヴィンテージの大会があることは知っていました。
目標としてGP京都での参加を目指し、それまでにGrisel Oathを完成させ、大会に挑みました。

http://ogtmtg.diarynote.jp/201504202219455192/
https://www.youtube.com/watch?v=KQdP2TA7-80

ここで初めて他コミュニティのヴィンテージプレイヤーの方々とお会いでき(しかも世界チャンピオンであるエロまさんとここで対戦できたのは僥倖でありした)、そこで九州のヴィンテージコミュニティはあまり盛んではないとのことをお聞きしました。

GP京都以前から、レガシー遠征の折にヴィンテージのフリプを行っていましたが、段々と他のプレイヤーさん達も感化されだしたのか、ヴィンテージに参入しようと思い立つ方の姿が見られるようになってきました。
次第に人数が増えてきて、大分レガシー大会ではサイドイベントで開催されるまでになってきました。
個人的にはこの辺りから、周囲の状況がレガシーもヴィンテージもやりたい!でバタバタしていて専心出来ていないように見えるなぁ、ちゃんとした大会として一つ設けたらいいんじゃないだろうか?と思っていました。
※現状のKitakyushu Vintage→レガシーあらし杯の流れに関しては自分でも本意でないところがあるため、前二回を踏まえて改善または変更を申し出る予定です。

そしてGP京都後、ある方よりヴィンテージ大会を主催をしてみてくれませんか?と要請がありました
自分としても考えがあった上で来た要請だったので、そこはすぐに受けて実行に踏み切りました。

この当時、個人主催の認定イベントは出来なくなる決定がなされていましたので、公認ヴィンテージ大会を毎月開催しているところがある!と言うインパクトで内外にアピールできないかと考えていました。
(主催をするに当たって自身の負担の一部を軽減する目的があることも否定はしません。しかし箱代が掛からない分は賞品としてプレイヤー側、参加賞のブースターの購入として店舗側へそれぞれ還元しております)

また公式の記事であるジャッジの方が書かれていたのですが(ちょっとうろ覚えで言葉足らずですが)、コミュニティと店舗の密接な関係、地域ごとコミュニティごと店舗ごとの多様性がそれぞれあるので、○○はA店、△△はB店、■■はC店といった風にそれぞれがお互いに活かしあって地域そのものが盛り上がっていければ良いのではないかとありました。

当時の北九州MTG界隈はあるあるCity内にファイヤーボール(現在撤退)、カードラボがあり、折尾にGプロがある中、やや最近になって竜星のあらしが参入してきた状態でありました。(新生商店さん、またその他の店舗さんに関しては詳しく存じあげませんでしたのですいません)
FBは古くから北九州MTGシーンに関わっており、コミュニティもそこを発する人が多くいました。しかしスペースがとても狭い。ラボはFBの二番手的な感じで(プレリなどはFBの予約がまず埋まり、参加できなかった人が上階のラボに行くような感じ)スペースはやや広く、土曜レガシーをやっていると言う差がありました。またスペースが広い分、他ゲーの参加者も多くいました。
Gプロは当時詳しく知りませんでしたが、折尾という立地条件となじみの薄さからスルー。
竜星のあらしは駅裏にあるFBラボに比べてやや離れた位置にありましたが、駐車スペースが広く、駐車料金無料であること、さらに特筆すべきは北九州で最も広いであろうと思われるデュエルスペースがあることが、上記2店には無い大きな魅力でした。また店側としては新規参入であるので地域コミュニティから知名度が薄く、繋がりがまだ浅いため少しでも話題になるような・人が来てくれるようなイベントを望んでいた節がありました。(この時点ですでにGPT、PPTQの開催に向けての意欲をお聞きしていました)

そう言うわけで、竜星のあらしで大会を行えれば色々な面でお互いが得られるものがあるのではないかと思い赴き、何度かのお話のあとに問題無く大会開催の協力を取り付けることができ、このような流れを踏まえて、Kitakyushu Vintageが開催できることになったわけであります。
(協力が取り付けられなかった場合は、普通に非公認大会としてどこかで会場を借りてやっていたでしょう)


FB撤退のため移住してきたプレイヤーさんたちと言う追い風もありましたが、竜星のあらしは順調に地域のコミュニティに根ざした店舗になりつつあります。
先日のイベントの結果、店舗レベルもアドバンスに昇格しています。
しかしまだまだ経験は浅く、これから控えるイベントに店員さんたちも初めて経験していくことになります。当人たちの頑張りはもちろんのことですが、陰ながら支えてやれるのはコミュニティの皆さんです。
コミュニティと店舗の関係と書きましたが、コミュニティ側、個々のプレイヤーも折を見て店舗と色々コミュニケーションを図っていくべきでしょう。
北九州コミュニティにとって強力な牽引役であったMzono氏は今はいません。
店舗も成長し大きくなっていくように、コミュニティ側も(人数と言う意味ではなく)大きく強かになって一緒に歩んで行ければ良いなと思っています。

今回ある問題が発生しましたが、様々な要因を見据えた上で自分は一旦スルーしました。
人が動くには理由・動機があり、人を動かすには材料が必要です。
また逆に人が動かないのには理由と材料がある(あった)ということです。


以上、最後にちょっと話題がそれましたが最後まで見ていただいた方、ありがとうございました。

コメント

生しらす丼のDDD
2016年7月18日7:22

おいらも微力ながら北九州のmtg事情を盛り上げたいとは思ってます! 提案できることが有ればお店とも話してみたり色々実現できたらいいですね

Ogt
2016年7月19日21:27

提案はし得だと思います。
今回の件も一つのステップにして、DDDさんの次の提案へ活かせれば良いなと思っています。
Ogt

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